よくある症状と痛み
スポーツによる怪我で多いのが足首の捻挫や膝関節周りの障害です。オーバーユースにより筋肉の質が落ちていたり関節がかたまってしまうと怪我をしやすい状態になります。
加齢によっては膝関節の障害や股関節の障害が非常に多いです。運動学的にも若い頃に行っていた運動や仕事による不良姿勢の積み重ねによって足首に負担がかかり、結果的に年齢を重ねたときに膝や股関節の障害として引き起こります。
股関節から足部のは運動学的にとても重要になります。特に足部の関節のズレや筋肉のバランスが悪くなると身体の様々な部位にズレを作っていきます。よく起こりうる膝の変形や股関節の変形なども足部からの原因が強いので合わせて治療する必要があります。
スポーツによる怪我で多いのが足首の捻挫や膝関節周りの障害です。オーバーユースにより筋肉の質が落ちていたり関節がかたまってしまうと怪我をしやすい状態になります。
加齢によっては膝関節の障害や股関節の障害が非常に多いです。運動学的にも若い頃に行っていた運動や仕事による不良姿勢の積み重ねによって足首に負担がかかり、結果的に年齢を重ねたときに膝や股関節の障害として引き起こります。
一般的に老化による軟骨の退行性変性・摩耗によって症状を引き起こすと言われております。そうすることで関節の隙間が狭くなってしまったり、骨棘が形成されて骨が突出してしまいます。膝関節ではひどいと炎症が出たり水が溜まります。他の所見としては、歩行時の痛みや各関節に可動域制限が見られます。
本ページでも触れていますが、老化による変性・摩耗の前に各関節のズレや筋肉バランスの偏りが元の原因になっていると考えられています。特に足部のズレが大きくかかわってきます。人それぞれ足部の状態は違いますが、多く見られるのが「偏平足」や「外反母趾」などの足部の変形です。これらの構造があることによって無意識に足を外側に開くように歩行してしまいます。足首が硬かったり、膝がまっすぐ伸びなくなり結果的に膝関節の内側や股関節に負担がかかり、年齢を重ねたときに症状が出始めることがほとんどです。
診断はレントゲンやMRIなどでされます。重症なものは手術が必要な場合もあります。
半月板とは膝関節の隙間にあり、内側と外側に名前の通り半月のような形で存在します。膝関節を安定させるとともに衝撃吸収の役割をしていて、活動性の高いスポーツではとても重要な組織です。
スポーツ外傷など、膝関節を強く捻り損傷するものだけではなく、中高年の加齢による変性断裂などの慢性症状もあります。
スポーツによる負傷であれば明確な原因が大事になります。実際のプレーなどによってどんな角度で負傷したのか、捻りが加わって痛めたのかがとても重要になります。診断は主にMRIでされます。半月板用の徒手検査方法もあるので診断の材料として行われます。
本ページ何度か触れている足部の変形ですが、当院の治療でも重要視しています。
〇偏平足・・・足部の縦方向のアーチが低下して立位で土踏まずが床に着いてしまっている状態です。成人性偏平足とも呼ばれます。
〇凹足(おうそく)・・・ハイアーチとも呼ばれますが、足部の縦方向のアーチが増加している状態です。
〇外反母趾・・・母趾が第1中足趾節関節と呼ばれる関節が外側に偏位して中足骨が内側に捻られます。結果的に偏 平足になってしまいます。他の原因としては幅の狭い靴を履きすぎると発症することがあります。
これらは生活環境や普段の動作によって足部のズレや筋肉バランスが崩れていることが原因で起こります。治療方法としては、母趾周りの筋力強化や足底部の筋・筋膜リリースなどがあります。
この他にも内反足・外反足・内転足・外転足・尖足・踵足などがあります。内反足や外反足は軽度なものであれば少なくはありません。この2つも偏平足などに関与していきます。重症なものやその他の変形は先天性のものや麻痺によるものがほとんどです。
足関節・膝関節・股関節はそれぞれ関係が深いのでそれぞれの関節の状態や筋肉の状態を検査してから治療を行います。関節に対するモビリゼーション(関節に対して可動域を広げたり痛みを軽減したりするための手技操作)や筋・筋膜のリリース、カイロプラクティックによるアジャストメントによって施術を行い症状を改善していきます。炎症がある場合は直接的な手技は行わずに、テープ療法や関節の固定などを行い炎症を下げます。これらの施術をしても良くならない場合は骨盤のズレや腰部の筋の異常、胸郭の異常が関係する場合があるのでさらに全体的なアプローチをしていきます。
筋・筋膜のトリガーポイントのリリースを行うことにより、筋肉が正常な長さに戻ったり筋肉を正常に使ことができるようになり、結果的に関節の可動域制限を改善することができます。筋肉の緊張をとることで神経の圧迫もとれるので、しびれの症状も改善することができます。
カイロプラクティックによる骨盤・股関節・膝関節・足関節へのアジャストメントで神経の圧迫を取り除きます。そうすることで、痛みの軽減、関節可動域の改善、身体の自然治癒力を高める効果がありまます。
キネシオテープを貼ったり関節を固定するためのテーピングを巻いたりします。そうすることで炎症が出ている部位を安静にでき、より効果的に炎症を下げることができます。
各関節に対するモビリゼーションを行うことによって関節可動域を広げたり関節自体の動きを出すことができます。モビリゼーションは様々な方法があるので症状に合わせて施術を行います。