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腰・背中・臀部の痛み

背中、腰、臀部の痛みは同じ姿勢を長時間していたり、無理な体勢を続けていたりすることで痛みを引き起こします。
過度な運動やスポーツで筋肉に負荷がかかることも痛みの原因となります。
脊椎から骨盤まで構造的、機能的にも繋がりが深く、他の部位からの影響を受けやすいので、痛みがなくても姿勢を良くするためのアプローチが常に必要です。

よくある症状と痛み

背中から臀部までの痛みは長時間同じ姿勢を続けることで引き起ることが多いです。最近、主流になっている在宅ワークによる座りっぱなし、デスクワークによる長時間の同じ体勢など、身体にとって負担のかかる要素が多く存在します。特に、腰と臀部は構造的、機能的にも深い関係性があります。腰の痛みの原因が臀部からきていたり、臀部の痛みの原因が腰からきていたりするので合わせて検査し、施術を行なっていく必要があります。突発的に起こる「ぎっくり腰」もよくみられます。

痛みの原因

腰や臀部の痛みの原因は、身体のバランスの崩れによる神経の圧迫が原因となります。同じ姿勢を続けたり過度に筋肉を使いすぎると、身体がストレスを受けます。そういったストレスを受けると弱まる筋肉(相動筋)と硬くなる筋肉(姿勢筋)が存在します。結果的に全身の筋肉のバランスが崩れてしまい、神経の圧迫や血行不良を引き起こし痛みを発症します。痛みも筋肉にとってはストレスになりますので、さらに負の連鎖となってしまいます。

背中、腰、臀部の症状

  • 腰痛(腰椎症)
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎分離症・分離すべり症
  • 側彎症
  • 椎間関節症候群
  • 仙腸関節症候群
  • 梨状筋症候群
  • 深臀部症候群

腰痛(腰椎症)

現代では年齢関係無く、10代や20代での腰痛も増えています。その原因として、スマートフォンの普及やゲーム機の発展が考えられます。全ての年代の方にも当てはまりますが、運動量が減っていたり在宅ワークを採用している企業が増えているのが考えられます。

腰痛は原因が不明のものがほとんどで「非特異的腰痛」といいます。逆に原因が明確になっているものを「特異的腰痛」といいます。腰痛は発症からの期間によって「急性腰痛」「亜急性腰痛」「慢性腰痛」と呼び方が変わります。発症から4週間未満のものを急性腰痛、3ヵ月未満のものを慢性腰痛、この急性と慢性の間の期間のものを亜急性腰痛と呼びます。

特異的腰痛・・・画像検査(レントゲンやMRIなど)によって診断が可能な腰痛のことをいいます。腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症・分離すべり症、圧迫骨折など一般的に画像診断によって名前が付く症状のものを指します。

非特異的腰痛・・・画像診断をしても原因が見つからず、特異的腰痛のような診断名がつかない腰痛のことをいいます。一般的に呼ばれる「ぎっくり腰」は急性の強い痛みを伴いますが、画像検査をしても詳しい原因がはっきり見つかりません。非特異的腰痛の中には、悪い姿勢を続けることや普段の生活の中で感じるストレスが原因となり痛みとして発症することがあります。

このように腰痛は患者様の身体の状態によって原因が様々でかつ、アプローチするポイントもそれぞれ違ってきますので、的確に検査をし見極めて施術を行っていきます。

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板は全ての椎体の間に存在し、線維輪と呼ばれる軟骨組織で作られています。その線維輪の中心にはゼリー状の髄核と呼ばれる組織があります。そのゼリー状の髄核が、何らかの原因で線維輪に亀裂が入りそこから押し出され、神経組織圧迫することにより発症します。

線維輪に亀裂が入る原因としては、腰部への過度の負荷が引き金となることが多いですが、身体は人それぞれ状態が違ってくるので原因は様々です。椎間板の退行性変性(いわゆる老化)によって弾力が失われて、クッションとしての役割がうまくできず線維輪が傷つきます。同じ体勢を長く続けてしまうと椎間板がクリープ現象(髄核や線維輪から水分が絞り出されてしまう現象)を起こします。それも腰椎椎間板ヘルニアの原因になってしまいます。椎間板の退行性変性は10代後半から始まります。そうして年齢を重ねて20歳~40歳に発症することが多いです。MRIやレントゲンによって診断されます。

症状としては腰や臀部の痛み、下肢(股関節からつま先まで)のしびれや痛み、下肢の筋力低下・感覚障害、歩行障害などがあります。腰を前にかがめたときにも症状を引き起こします。

腰部脊柱管狭窄症

腰椎を構成する多くの組織の退行性変性によって脊柱管(神経が通るトンネル)が狭くなり、神経が圧迫されることで下肢に症状を引き起こします。退行性変性は脊柱管狭くなる方向へ進み、前方にある椎間板も加齢によって脊柱管の方へせり出していきます。周りにある靱帯がたわんでしまったり、腰椎の変形による骨棘(骨のとげ)によっても脊柱管は狭くなってしまいます。これらの様々な原因によって発症したものを指します。MRIやCTの画像によって診断されます。

脊柱管狭窄症は歩いている最中に、臀部からすねのあたりに痛みやしびれが強くなり歩けなくなってしまいます。しばらく休むとまた歩けるようになるという間欠性跛行(かんけつせいはこう)が典型的な症状です。日常生活の中でも立ち仕事や長時間寝ているときにも起こることがあります。椎間板ヘルニアとは逆で腰を後ろに反ったときにも同じような症状が出ます。

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症の症状のひとつとして、坐骨神経痛があります。これは病名ではなく症状の名前です。ヘルニアや狭窄症が原因となり、末梢神経のひとつである坐骨神経が圧迫されることにより症状を引き起こします。

腰椎分離症・分離すべり症

骨が成長しきっていない子供の時期に激しい運動やスポーツ活動が原因で起こることが多いです。とくに体幹部をうしろに反りすぎたり回旋を伴うスポーツ(野球、サッカー、バスケットボール、柔道など)を繰り返しているとストレスがかかり腰椎の関節突起という部位が疲労骨折をしてしまいます。この疲労骨折がしっかり治らず偽関節(骨折が治らず本来は無い関節のようにな構造になったもの)状態になり分離症が形成されます。

この状態で腰椎が不安定になり成長とともに徐々に前方へずれることがあります。そうすることで分離すべり症となります。分離症特有の症状はありませんが、子供の時に疲労骨折を起こした場合に強い腰痛が出ます。そのまま成長し老化によって分離した部位に変形が起こり、坐骨神経が根本から圧迫されることで下肢に症状を引き起こします。

側彎症(そくわんしょう)

背骨が側方へ異常に曲がってしまう状態を側彎症といいます。実際には脊柱の回旋変形を伴って三次元的に彎曲しています。乳幼児期から思春期までに発症あるいは発見され、骨の成長とともに進行することが多いです。中でも原因不明なものが最も多く、有病率は10度以上の側彎症で約1~3%の頻度とされている。症状が無いことが多く、本人や家族では気がつきにくく学校検診や胸部X線検査などで偶然見つかることがあります。これを特発性側彎症と呼びます。それ以外にも神経筋原性、先天性などの原因で発症するものもあります。

その他の症候群

腰や臀部まわりの症状は痛みの原因になっている部分によって名前がつくことがほとんどです。上記のリストに上がっている「〇〇症候群」などはその名前の部分で神経が圧迫されていることで症状を引き起こします。これらの部位で、どこの神経が圧迫されるかによっても痛みやしびれが出る部位が違っていきます。上記以外にも多くの「〇〇症候群」と名前がつく症状が存在するので、当院ではそれぞれどこで痛みを発症しているかを適切に検査し、患者さまに合わせた施術を行います。

施術方法

腰・背中・臀部に対する施術は、筋・筋膜のトリガーポイントのリリース、胸椎・腰椎・骨盤へのカイロプラクティックによるアジャストメントを行います。身体のバランスを調整するための運動指導やトレーニングも行い、トータル的にアプローチをしていきます。外傷性の原因や炎症反応がある場合は適切に見極め、無理な施術は行わずに炎症を下げるための処置としてキネシオテーピング療法を行います。

筋・筋膜のトリガーポイントのリリースを行うことにより、筋肉が正常な長さに戻ったり筋肉を正常に使ことができるようになり、結果的に関節の可動域制限を改善することができます。筋肉の緊張をとることで神経の圧迫もとれるので、しびれの症状も改善することができます。

カイロプラクティックによる頸椎へのアジャストメントで神経の圧迫を取り除きます。そうすることで、痛みの軽減、関節可動域の改善、身体の自然治癒力を高める効果がありまます。

キネシオテーピングを貼ることにより次の効果が得られます。「筋肉の機能を正しく戻す」「血液やリンパ液の循環を良くする」「痛みを抑える」「関節のずれを正しくする」
それぞれの患者さまの身体の状態によって必要な筋肉にキネシオテープ療法を行います。

首・肩の痛み

腰・背中・臀部の痛み

肩関節~手指部までの痛み

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