みなさんこんにちは!
今回も引き続き栄養のお話をしたいと思います!
今回からは、
『種目別で摂るべき栄養』です!
運動の種類によって必要な栄養素のバランスは異なり、種目に合わせた栄養素を摂るべきだと考えられています。
それぞれの分類と必要な栄養素について解説していきたいと思います!
分類として大まかに3つに分けられます。
〇ハイパワー系
〇ミドルパワー系
〇ローパワー系
ハイパワー系
→瞬発力が必要な競技を指します。
強い力を使い、長時間の運動ではなく30秒程度で最大限のパワーを必要とする競技が当てはまります。
- 陸上(短距離)
- 競泳(短距離)
- 野球
- ゴルフ
- ボクシング
- 相撲 etc.
同時に持久力が必要な競技も含まれていますが、基本的に瞬発力が大きいです!
この瞬発力は、体内の「クレアチンリン酸」を分解することで発揮されます。
主に牛肉や魚などに含まれていますが、食事からだけではなく合わせてサプリなども併用するとより効果的に摂取できます。
※クレアチンリン酸・・・肝臓で合成され血液によって筋肉へ運ばれます。
ATP(アデノシン三リン酸)から分解されることでリン酸を放出し、エネルギーを発生させます。
エネルギーを作るのにこのATPが必要で、クレアチンリン酸を摂取することで生成されます。
ミドルパワー系
→主に競技時間が30秒~3分程で瞬発力と持久力の両方が必要な競技の事を指します。
- 陸上(中距離)
- 競泳(200m)
- 卓球
- テニス
- バレーボール
- サッカー etc.
持続的な運動が行われるので、よりエネルギー源となる糖分が必要になります。
運動後は疲労回復のために多くの糖分を摂取することが大事になります。
ローパワー系
→長時間競技をする種目の事を指します。
ミドルパワー系よりもさらに持久力が必要になります!
- 陸上(長距離)
- スピードスケート
- トライアスロン
- ロードレース(自転車競技) etc.
これらは過酷な競技で、練習からかなりのエネルギーが必要になります!
常にエネルギー消費が激しいので、より多くの糖分やたんぱく質が必要です!
運動別の食事内容
〇筋力系
筋肉の主な成分は「たんぱく質」です。
筋肉は強い力が加わることで筋線維が傷つきます。さらに蓄積された疲労によって体力の低下も起こるので、適切な休養が必要です。
この時により多くのたんぱく質を摂取していると「超回復」と呼ばれる筋肥大が見込めます。
タンパク質は摂取しすぎると腎臓や肝臓に負担がかかったり、余ったものが体脂肪として蓄えられてしまうこともあるので適切な量を摂りましょう!
糖質が足りていないと代わりにたんぱく質を分解してエネルギーとして使われるので、糖質も欠かさずに摂取することも大事になります。
たんぱく質の適切な摂取量
体重1kgにつき1.7~2.0kgが必要になります。
筋力系の競技をやっている方の目安ですが、一般の方も不足しがちな栄養素です。
意識をして普段の食事に取り入れてみると良いかもしれません!
みなさんいかがでしたか?
今回は分類と運動内容(筋力系)の一部まで解説しましたが、内容が多いので続きは次回の投稿からまた解説したいと思います!
ぜひ参考にしてみてください!!
次回もお楽しみにお待ちください!
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